Glarity を DeepSeek の V4 Flash モデルで動かすのは 5 分で終わります。設定 → 一般設定を開き、OpenAI API key(「他社製キーにも対応」の項目)を選んで自前の DeepSeek キーを貼り付け、モデル・コンテキスト窓・API ホスト・パス・温度を入力するだけ。設定後は、ページ翻訳もページ要約も YouTube 動画要約も、すべて自分の DeepSeek エンドポイント経由で動きます。
なぜ自前の DeepSeek V4 Flash キーを繋ぐのか
Glarity 内蔵の「Glarity(全ユーザー向け推奨)」オプションは、1 日 2 万トークンを無料で使えます。日常利用には十分ですが、自前の API キーに切り替えると日次上限がなくなります。利用料は DeepSeek アカウントに直接請求され、キーがある限り要約も翻訳も動き続けます。
DeepSeek V4 Flash は高速で低コスト、かつコンテキスト窓が広いモデルです。Glarity が扱う長い入力——ウェブページ全体、記事、1 時間級の動画字幕——に相性がよく、モデル ID は deepseek-v4-flash です。
用意するもの
- platform.deepseek.com(公式プラットフォーム)で DeepSeek アカウントをつくり、API キーを発行します。
- 下記の 4 つの接続値(モデル、コンテキスト窓、ホスト、パス)。すべてスクリーンショットに写っています。
設定手順(順番どおり)
Glarity の設定ウィンドウを開き、一般設定から「Connect to AI for quick Glarity summaries and translations」へスクロール。ここが AI サービスのキー管理画面です。

- 「OpenAI API key」を選択——ページ内の 3 番目の項目で、ラベルは「Support for custom keys from any AI vendor」。DeepSeek を受け入れるのはこの項目です。
- DeepSeek の API キーを貼り付けます。
- Model——ドロップダウンから Custom Model を選び、
deepseek-v4-flashと入力します(後で別モデルに変えるのもこの欄で。同じキーのままdeepseek-v4-proにも切り替え可能)。 - Model Context Window——204800 tokens を選択。Glarity がこのモデルに伝える窓のサイズで、ページ全体の要約や長い動画字幕を収めるのに十分です(DeepSeek の API 自体は最大 1M トークン対応。Glarity のメニューに大きな値があれば後から上げられます)。
- API Host——
https://api.deepseek.com(DeepSeek 公式の OpenAI 互換エンドポイント)。 - API Path——
/v1/chat/completionsと入力(公式ドキュメントのサンプル同様 OpenAI 互換の経路。スクリーンショットの組み合わせは動作確認済みの値です)。 - Temperature——0.5 に設定。要約が一貫し再現性の高い基準値です。もっとバリエーションが欲しければ上げてもかまいません。
- Test で接続を確認し、Save で保存。Glarity のすべての要約・翻訳機能に適用されます。
設定値の早見表
項目 | 値 | 意味 |
|---|---|---|
接続 | OpenAI API key | どの AI ベンダーでも対応のカスタムキー |
Model | Custom Model — | DeepSeek の高速・低コストモデル ID |
Model Context Window | 204800 tokens | 長いページや動画字幕全体を収録 |
API Host |
| 公式 DeepSeek API のベース URL |
API Path |
| OpenAI 互換のチャット完了経路 |
Temperature | 0.5 | バランスを取りつつ再現性を確保 |
これで何ができるか
キーを保存すると、Glarity のすべての機能が DeepSeek V4 Flash 経由になります。
機能 | これからの動き |
|---|---|
翻訳 | ページ全体の没入翻訳やサイドバイサイド字幕。バイリンガル字幕の使い方もあわせてどうぞ |
ページ要約 | どのウェブページでも、要約・要点・追加の質問を生成 |
YouTube 要約 | トランスクリプトからタイムスタンプ付きハイライト、要点、FAQ を生成 |
動画字幕 | 動画の字幕を自分の言語で生成・翻訳 |
クイック返信 | メールの返信文をトーンや言語含め作成 |
ワンクリックプロンプト | 気に入った実行タスクを自分のモデルで再実行 |
コストとコンテキストのあれこれ
DeepSeek は従量課金です。公式価格ページによると V4 Flash は入力 100 万トークンあたり約 $0.22–0.44(キャッシュミス)、出力は $0.66–1.32/100 万トークンで、オフピークとピークでレートが分かれます。公式価格ページで最新の数字を確認してください。Glarity の 1 リクエスト(ページ要約 1 回、動画字幕 1 本)は 100 万トークンのほんの一部なので、日常利用なら数セント程度。ただし残高や上限の管理は DeepSeek 側、という点は注意してください。
トラブルシューティング
- Test で 401 /「invalid key」——キーの打ち間違い、期限切れ、前後スペース。キーを再発行して貼り直してください。
- 支払い・残高エラー——DeepSeek アカウントの残高不足です。チャージが必要です。
- 「Model not found」——モデル名の入力ミス。
deepseek-v4-flashをそのまま入力してください(公式ドキュメントでは更新後も呼び出し名は同じで、V4-Flash-0731 と告知されています)。 - 応答が遅い・途切れる——レート制限やピークの混雑。少し待って再試行すれば接続自体は問題ありません。
- 保存しても変わらない——Test のあとに Save を押し忘れていないか確認してください。
よくある質問
DeepSeek は翻訳も担当しますか?はい。要約も翻訳も両方です。「Connect to AI」のページは Glarity のクイック要約と翻訳——ページ翻訳、テキスト選択翻訳、字幕翻訳——すべての機能に対応します。
無料ですか?キーを繋がなければ Glarity 内蔵の無料プラン(1 日 2 万トークン)が使えます。自前キーを繋いだ場合の請求は DeepSeek 側(従量課金)です。
なぜ「Glarity」ではなくカスタムモデルを使うのですか?内蔵オプションには無料の日次枠があります。カスタムキーは「使いたい提供元を選び、予算を自分で管理し、日次上限なしで」使いたい人向けです。
後でモデルを差し替えられますか?同じキーのまま Model 欄を変えるだけで可能(deepseek-v4-pro など)。別の OpenAI 互換ベンダーに切り替えるときはホストとパスも更新します。
接続テストは必須ですか?必須ではありませんが、ホスト・パス・モデル名のタイポを早く見つける唯一の近道です。
Glarity 編集部は AI 検索、動画要約、ブラウザ活用のヒントを扱っています。
Glarity は AI 検索と YouTube 要約のための無料ブラウザ拡張機能です(glarity.app で入手可能)。



